前回も少し触れましたが、基本的に僕のプログラミングの原点がJSなので多言語を習得する上で、JSを比較対象にして、当てはめて考えるのが理解しやすいかなと。なので、自分なりに学習した範囲で少しずつまとめてみます。（Unityでの使用方法が主なので、もしかしたらC#単体での使い方とは少し異なるかもしれません）<h2 id="h38449676ec">export</h2>JS：exportC#：publicJSでいうところのESModuleのexport, importに相当する機能（importについては後述）厳密にはexportの明示的に「外部に公開する」という振る舞いをさせる機能は無いようですが、class作成時にpublic classとして作成することで、「外部に公開している」クラスとして扱うことが出来る。<pre><code>//JS
export class hoge {...}

//C#
public class Hoge
{...}</code></pre>これについては実際の振る舞いは厳密には少し違うけど、書き方には殆ど差はないですかね。（C#の{}の前で改行する記述慣れない・・・）<h2 id="h4280929b32">import</h2>JS：importC#：using上記に付随する記述として、呼び出し先での記述方法コチラはimportと似た書き方が出来るので、比較的とっつきやすい。<pre><code class="language-javascript">//JS
import hoge from &apos;@/hogeComponent&apos;;

//C#
using Hoge;</code></pre>JSに比べると読み込み元のディレクトリを辿る記述がないのでかなりコンパクト。<h2 id="hfeff587522">addEventListener</h2>JS：addEventListenerC#：GameObjectのComponentにScriptを追加（アタッチ）するこれはどちらかというと概念的な捉え方ですが、JSのようにスクリプト上でイベントを登録するといった使い方をそもそもしないようです。感覚的にはスクリプトとイベントリスナー登録が物理的に分離しているのでこれはこれでわかりやすいかも。C#は基本的に1つ1つの挙動ごとにスクリプトファイルを分ける、特にUnityではコンポーネント単位で書き分ける（コンポーネント志向、COP）ので、その挙動をそれぞれのオブジェクトにアタッチ（登録）して実行する。コンポーネント分けについては、Reactのコンポーネント管理と似ている。同じぐらい細分化して、コンポーネント毎に処理を分けて作成する。ファイル数は多くなってしまうが、1つ1つ分離しているので、特定の処理を見つけたい時はそのファイルのみを参照すれば基本的に解決するので、ファイル管理さえしっかりしていればわかりやすい。

UnityでのC#のコレはJSでいうところのアレ【その１】

<h2 id="h77da2b448d">C#わからん</h2>これまでJSしか触ってこなかった人生だったので、新しい言語を習得しようとすると普通に難しい。。。一応JSを引き合いに、C#とJSの対比で、「この機能はJSでいうところのこれ」みたいな感じで慣れていくのがいいかなと記述はTypeScriptに少し似ているので、そのあたりも感覚的に全く新しいという感じでもないので、まだマシかも。<table><tbody><tr><th colspan="1" rowspan="1">概念</th><th colspan="1" rowspan="1">JavaScript</th><th colspan="1" rowspan="1">C#（Unity）</th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1">変数宣言</td><td colspan="1" rowspan="1"><code>let</code>, <code>const</code>, <code>var</code></td><td colspan="1" rowspan="1"><code>int</code>, <code>float</code>, <code>string</code>, <code>var</code></td></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1">型</td><td colspan="1" rowspan="1">動的型付き</td><td colspan="1" rowspan="1">静的型付き（型推論あり）</td></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1">関数（メソッド）</td><td colspan="1" rowspan="1"><code>function</code>, アロー関数</td><td colspan="1" rowspan="1"><code>void</code>, <code>int</code>, <code>float</code>などで戻り値あり</td></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1">クラス</td><td colspan="1" rowspan="1"><code>class</code>, <code>constructor</code></td><td colspan="1" rowspan="1"><code>class</code>, <code>public</code>, <code>private</code>など</td></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1">プロパティ</td><td colspan="1" rowspan="1">this.prop = ...</td><td colspan="1" rowspan="1">public int score = 0;</td></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1">イベント</td><td colspan="1" rowspan="1"><code>addEventListener()</code>など</td><td colspan="1" rowspan="1"><code>delegate</code>, <code>event</code>, <code>UnityEvent</code></td></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1">配列・コレクション</td><td colspan="1" rowspan="1"><code>[]</code>, <code>Array</code>, <code>Set</code>, <code>Map</code></td><td colspan="1" rowspan="1"><code>[]</code>, <code>List&lt;T&gt;</code>, <code>Dictionary&lt;K,V&gt;</code></td></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1">thisの意味</td><td colspan="1" rowspan="1">呼び出し方で変化</td><td colspan="1" rowspan="1">常に「自分自身のインスタンス」</td></tr></tbody></table>チャッピーにまとめてもらったものですが意外と「ふーん、なるほど」といった感じで何となく整理できそうな感じではある。チャッピー的にもJSを比較軸にして学ぶのは良いやり方だそうなので、しばらくはこんな感じで少しずつ変化に慣れていくUnityの方もテンプレートから色々触ってとりあえず・どういうことが出来るのか・どう触るとどうなるのかみたいなところに慣れていきます。オリジナルゲームを考えるのはもうちょっと先になるかも。

Unity学習始めました。【C#】

<h2 style="text-align: start" id="hce781b0ccc">WEB業界に入る前からの夢だったゲーム制作</h2>久々の更新の内容は新しい制作物報告です。 Phaser3.jsというゲーム制作に特化したJavaScriptのフレームワークです。 僕がWEB制作をそもそも始めたのは、ゲーム業界に入る技術がなくて、それでも何か近いことがやりたくて色々調べていたら 「WEB制作に使われるJavaScriptというプログラムでゲームも作れる」 という情報を知って、 「じゃあWEB制作しながらJavaScript勉強してゲーム作ればいいんじゃね？」と思ったのが始まりですからね。 ある意味悲願ですよ。 実は中学生の頃からの夢だったんですよ、ゲーム開発。 それでも技術的な不安と、モチベーションやら仕事の忙しさやらで今までなかなか作にまで至らなかったですが 公開していませんがNext.jsで勤怠管理アプリも開発していましたが、そっちがひと段落して、ようやく重い腰を上げたというか 「よし、やるか！」となったので、色々調べて着手し始めました。 元々、「javascriptでもゲーム制作が出来る」という希望を持ち続けてweb制作を続けていたので、技術選定はJavaScript / TypeScript一択でした。 その昔、数年前に「phina.js」というこれまたJavaScriptのゲーム開発用フレームワークをすこーしだけ触ったことがあったんですが、当時はJavaScriptがまだまだひよっこ（今もですが）だったので、とても作りきれる気がしなかったので、一度挫折しています。 あとはAI先生のサポートが手厚いのも開発のしやすさの１つでした。 正直、Phaser3に関しても参考資料や参考ゲームは殆ど海外のもので、それでも先述のphina.jsよりは比べ物にならないぐらい多いんですが、なかなか調べものをするにも難しかったので 日本語で気軽にヒントを得られるAIは非常に有用でした。 バイヴコーディングではなく、ヒントだけ聞いて自分で書いていたので、効率はあまりよくないと思いますが。 そもそも学習欲の方が上なので特に苦ではなかったですし、むしろ1つ1つ出来上がっていく楽しさはやはり何事にも代えられないものがありますね。<h2 style="text-align: start" id="h5a2854e92d">つたないながらも作り上げた処女作</h2>そんなこんなでチュートリアルを経てから約2週間で完成しました！ いくつか考えたうちの1つですが、そんな凝った内容でもなく、比較的シンプルにわかりやすいゲームになっているかと思います。 「ハードルを上げすぎて途中で挫折する事」が回避すべき最重要事項だったので、比較的簡単なゲーム性且つ基本的なPhaser3のメソッドやロジックが学べるようなところを目指しました。<figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/20aae90937104e9496c43227a9a7a183/e908053b164d4c30b98989c70a264d9a/og_image.jpg" alt="" width="1200" height="630"></figure>↑※画像のリンクからゲームがプレイできます。タイトルはそれっぽいのを付けただけですが 「制限時間内にハンバーガーを1つでも多く売り上げる」ゲームです。 制限時間は30秒、ハンバーガーの出来栄えがPerfectだとタイムボーナスが少しもらえたり 逆にBadだとペナルティでタイムが-1秒されるので、間違えずに素早く作らないといけません。 操作は操作パネルのボタンをタップするだけの単純なものなので、どなたでもサクッと遊べると思います。 反面、内容はそんなにないのでボリュームは物足りないと思いますが処女作なので大目に見てください。 基本的にはハイスコア目指してひたすらスコアアタックするだけのゲームです。<h2 style="text-align: start" id="h7dabb5418b">今後の展望</h2>ひとまず自分の技術力でオリジナルでゲームを作れることが分かったので 今後もいくつか<s>クソゲーを</s>量産して、Phaserに慣れたらもうちょっとボリュームのある中規模程度のゲームを数か月単位で開発しようかなと思っています。 ブラウザで昔やってた古のFFエンドレスバトルとかめちゃくちゃ好きだったので、テキストベースのローグライク形式のゲームとかも作ってみたさがあります。 アクションゲームなんかはハードルが一気に上がると思うので、作る時は集大成かなと思います。 ARC SYSTEM WORKSさんのブレイブルーの2Dのアクションゲーム（エントロピーエフェクトだったかな）ぐらいのが2Dゲーム最高峰クラスだと思うので さすがに個人で目指すのは無謀だと思いますが、憧れを持つ分にはいいのかなと。 Holo Indieなんかでも2Dのインディーズゲームが短期スパンで出ているので、結構感化されてというか、モチベーションに繋がっている部分もあるので 色々見てプレイしてアイデア吸収して、もっと高クオリティのゲームが開発できるよう精進していきたいですね。

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